「鬼滅の刃」宇髄天元は、忍を抜けて鬼殺隊に入隊・音柱にまで上り詰めたド派手な男です。
三人の嫁(雛鶴・須磨・まきを)との馴れ初めと関係性、忍を抜けた理由、音の呼吸・強さ、他の柱との関係性など、鬼滅の刃の宇髄天元を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』宇髄天元のプロフィール
【10月31日は宇髄天元の誕生日!!】
本日10月31日は元忍の剣士・
宇髄天元の誕生日!
この特別な日を祝して
ヘッダーをプレゼント!!
「祭りの神」を自称するほど
ド派手を好む宇髄のヘッダー、
ぜひド派手にご活用ください!! pic.twitter.com/KLQEvd5bdv— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) October 30, 2019
名前 | 宇髄天元 |
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立場 | 音柱 元忍 |
誕生日 | 10月31日 |
年齢 | 23歳 |
身長 | 198cm |
体重 | 95kg |
出身地 | 不明 |
趣味 | ・嫁と温泉巡り ・秘湯探し |
好きなもの | ふぐ刺し |
呼吸 | 音の呼吸 |
特徴 | ・毒耐性がある ・嫁の命が一番大事 ・祭りの神を自称 ・鎹鴉の名前は虹丸(雄) ・虹丸もはでずきで宝石など装飾で飾り付け、鴉界隈では洒落者で有名 |
CV(声優さん) | 小西克幸 |
『鬼滅の刃』宇髄天元とは?
地味な忍から派手な音柱になった男
宇髄天元は忍から鬼殺隊音柱となったド派手な男です。
忍の里の頭領の一族・宇髄家の九人兄弟の長男として天元は誕生、一族衰退の焦りを感じた父により三人の弟妹が年齢一桁のうちに過酷な修行で命を落とし、強い子供のみ残すという考えによって、残った六名も互いに正体を隠しながら争わされます。
宇髄天元は二人を撃破したところで相手が弟妹だと気付いて狼狽、もう一人生き残った二歳年下の弟も二人を撃破していましたが、弟はまるで父の写し鏡のようになり、他者の意思を尊重せず、父と同じ考え、同じ言動をする無機質な存在となっていました。
天元は弟に刃を向けられるも戦わず、三人の妻を連れて里を抜けます。父や弟のようになりたくないと心に刻まれた天元は、三人の妻や堅気の人々の命を優先する信条を持つようになり、奪ってしまった命に報いるため、より多くの命を救おうと鬼殺隊に入隊しました。
入隊後暫くは、自ら弟妹の命を奪ってしまったことで「自分は地獄に落ちる」が口癖となってしまいますが、まきをに怒られ、雛鶴に泣かれ、須磨に噛まれると、それ以降は妻達の前ではこの言葉を言わなくなります。無限に続く戦いの螺旋から天元を救おうと、雛鶴が「上弦の鬼を倒したら一線を退いて普通の生活をしましょう」と提案してくれると、天元は三人の妻とこの約束を胸に鬼殺の戦いに身を投じていき音柱へと成長、そして運命の遊郭での戦いが始まります。
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『鬼滅の刃』宇髄天元の人物像・性格
忍時代の反動でド派手になる
宇髄天元はド派手な男であり、何をしていても日常的にド派手で自ら派手を司る「祭りの神」を自称しています。
善逸にやべえ奴だと思われるレベルの宇髄天元でしたが、これは元々忍として影に隠れ地味に生きてきたため、その反動でド派手になったようでした。遊郭では一般市民に紛れていてもイケメンっぷりと自分だけ変装する気がない派手さで目立ちまくり、音柱を引退した後も派手な眼帯とイケメンさで常に目立っています。
三人の妻の命が一番大事
宇髄天元は、一夫多妻制の家柄により十五歳の時に三人の妻を娶る因習があり、雛鶴・まきを・須磨の三人を嫁として迎え入れています。
三人も忍の女であり、宇髄天元と結婚するまでは命を懸けることは最低限と教わる過酷な忍の世界で生き抜いてきましたが、天元は三人に任務遂行よりも命が大切であり、自分よりも一般人、一般人よりも三人が大事だと教え、何があっても生きて自分の元に戻れと伝えていました。
これは父と弟のような存在になりたくないという反発と同時に、天元の元々の性質である優しさ・甘さから来る価値基準であったと思われます。
任務遂行よりも三人の妻の命が優先という判断は遊郭編でも発揮され、天元はまず三人の妻を助け出すことに全力を傾け、全員の無事を確認するととても優しい顔をし、ここからはド派手にいくぜと戦いに集中していきました。
また天元の甘さは父と弟にも向けられており、宇髄一族は自分が滅ぼすべきなのではないかと懊悩し続けましたが、最終的には親族である父と弟を撃破する選択はしませんでした。
柱の中ではヤンチャな兄貴的立場
柱の中での宇髄天元は、ヤンチャな兄貴的立場です。
元々が九人兄弟の長男ということもあり、年下で無茶をする不死川実弥や幼い時透無一郎を弟扱いすることが多く、頭をぐしゃぐしゃと撫でて愛でることが多く見受けられました。
ただ、大人っぽいと思ったら10歳児みたいな言動をすることもあり、このギャップを甘露寺蜜璃には可愛いと思われていますが、胡蝶しのぶには若干呆れられており、特にアオイ・なほ連れ去りの一件では後に少し揉めたようです。(天元は弟妹に甘い気質があるため恐らく本気で怒った胡蝶しのぶにタジタジになった)
生まれの過酷さ・自らの血筋への不快感は蛇柱・伊黒小芭内と共通しており、二人は意外にも仲が良く互いの生い立ちを共有しています。また、伊黒小芭内からは壮絶な生い立ちを持つ宇髄天元が普段はそれを見せず暗い顔をしないことを尊敬されていました。
『鬼滅の刃』宇髄天元の名言
俺は派手にハッキリと命の順序を決めている、まずお前ら三人、次に堅気の人間たち、そして俺だ
こっからはド派手に行くぜ
竈門炭治郎お前に感謝する!!
『鬼滅の刃』宇髄天元の呼吸・強さ
音の呼吸
宇髄天元は音の呼吸を使う音柱です。
音の呼吸は体術と剣術を組み合わせた技が多いく、走力や跳躍力といった身体能力が必要で基礎体力の向上が必須でしたが、宇髄天元は元々忍であるため基礎体力は凄まじく、柱の中最も速い走力や悲鳴嶼行冥に次ぐ身長などから、音の呼吸との相性が抜群でした。
本人は悲鳴嶼行冥、時透無一郎、煉獄杏寿郎などと比較して否定していましたが、妓夫太郎からも今まで対峙した柱とは違う才能がある人物だと評価されていました。
優れた身体能力
元忍である故に身体能力も凄まじく、あらゆる面で優れた肉体を有しています。
- 走力:柱最速
- 跳躍力:建物の上に一瞬で移動できる
- 握力:日輪刀の刃先を摘んで振り回せる
ちなみに柱では悲鳴嶼行冥が宇髄天元よりも大きな身長を誇りますが、天元が自分より身長の大きな人物を見たのは悲鳴嶼行冥が初めてでした。
毒耐性
妓夫太郎の猛毒には影響を受けてしまいましたが、天元は忍の家系であるため毒耐性があります。
伊之助も山育ちで毒耐性があり、妓夫太郎の猛毒を受けたのがこの二人以外だった場合、即座に命を落としていた可能性が高そうです。
優れた聴覚
また、宇髄天元は優れた聴覚を持っており、周辺の状況を精緻に聞き分けることができます。
堕姫・妓夫太郎との戦いでは屋敷内の人間の避難を音で察知したり、堕姫の食糧庫を発見するなど周辺把握や索敵に活用していました。
譜面
聴覚を用いた宇髄天元独自の戦闘計算式「譜面」は、分析に時間がかかるものの敵の攻撃動作の律動を音に変換して把握、癖や死角さえも音から把握できるようにする能力です。
譜面が完成したことで妓夫太郎を相手に片腕・片目を失った状態でも相手取ることができ、炭治郎の一撃につなげることができました。
日輪刀
宇髄天元の日輪刀は、刃が大きく鍔付近が半月のようにくり抜かれた二刀流で橙色を基調としています。
柄同士を鎖で繋いでおり、片方の刃を持って振り回すことで間合いを広めることもできました。
宇髄天元の膂力もあり、天元の日輪刀による攻撃は爆発も巻き起こす桁違いの威力を発揮します。
特性火薬玉
日輪刀に加えて宇髄天元の第二の武器となるのが、上弦の鬼の肉体でさえ傷つけることができる特殊な火薬玉です。
斬撃の僅かな摩擦で爆発させられることができ、聴覚で周辺状況を把握しながら周囲を巻き込まないように発動します。
忍獣ムキムキネズミ
忍獣ムキムキネズミは、宇髄天元が根性のあるネズミを集めて鍛えたネズミです。
特別な訓練を受け極めて知能が高く、力も強いため、日輪刀の運搬など任務を影から支援してくれます。
宇髄天元に選ばれるためには、自分の筋肉に惚れ惚れできるナルシズムが必要になります。
『鬼滅の刃』宇髄天元の主な活躍
鬼滅の刃「柱合会議編」の宇髄天元
柱合会議に参加
お館様・産屋敷耀哉が柱合会議に姿を表す前、柱の中では炭治郎処分の趨勢が強まり、宇髄天元もやるなら自分が派手派手にやると主張します。
産屋敷耀哉が登場して炭治郎、禰豆子の存在を認めて欲しいと伝えた際には、煉獄杏寿郎や悲鳴嶼行冥など他の柱と共に宇髄天元も反対の意を示しましたが、鱗滝さんの手紙が読まれ、禰豆子に対して炭治郎、義勇、鱗滝さんの三人の命が懸けられていることが判明すると、宇髄天元はこれ以降の反対表明をしなくなりました。
鬼滅の刃「無限列車編」の宇髄天元
煉獄訃報に驚く
鎹鴉から煉獄杏寿郎の訃報を聞くと、宇髄天元は「上弦の鬼には煉獄でさえ負けるのか」と驚きます。
鬼滅の刃「遊郭編」の宇髄天元
炭治郎達を連れて鬼の棲む遊郭へ潜入、単独行動を開始
鬼が棲んでいる噂の立った遊郭を調査していた宇髄天元は、自分が客として潜入しても尻尾を掴めず、三人の妻を花魁としてより内部深くに潜入させますが連絡が途絶えてしまい、再度自分が潜入することを決意します。
遊郭の捜査のために蝶屋敷を訪れた宇髄天元は、アオイ、なほを連れていこうとしますが、カナヲやすみ、きよの抵抗を受け、代わりに炭治郎、善逸、伊之助が同行することとなりました。途中の藤の花の家紋の家で三人を女装させた宇髄天元は、炭治郎をときと屋、伊之助を荻本屋、善逸を京極屋に潜入させ、自身は夜の遊郭を見回り、鬼の気配を探っていきます。
気配の隠し方から相手が上弦であると察した宇髄天元でしたが、翌日の定時連絡で善逸が消息不明となると、炭治郎、伊之助には遊郭を離れるように指示し、上弦の鬼を撃破するべく単独で行動を開始しました。
三人の嫁を救出
行動を開始した宇髄天元は、京極屋の旦那の元へと向かい善逸と雛鶴の情報を得て、怪しいと指摘された蕨姫花魁の部屋へと向かいますが、既に堕姫はここにおらず、先に雛鶴の元へ向かいます。
雛鶴は蕨姫花魁を鬼だと気付くも堕姫からも怪しまれて膠着状態となり、毒を飲み、病に罹ったフリをして京極屋から脱出していました。別れ際に監視と襲撃目的で帯を渡されていましたが、これは宇髄天元が撃破、雛鶴に解毒薬を飲ませて遊郭を出るように指示します。
雛鶴の元を出発した宇髄天元は、音から地中の中の空洞を発見、音の呼吸・壱ノ型「轟」で地面に穴を開けて伊之助、善逸、まきを、須磨が「蚯蚓帯」と対峙していた場面に合流、帯を撃破し、まきをと須磨をよくやったと頭を撫でて誉めました。
十二鬼月・上弦の陸「堕姫・妓夫太郎」と対峙
地上に戻った宇髄天元は、遊郭中に分散させていた全ての帯を回収し完全状態となった十二鬼月・上弦の陸「堕姫」の元へと向かいます。
堕姫を相手にしていた炭治郎は禰󠄀豆子の鬼化進行による暴走で打つ手なしの状態でしたが、窮地に到着した宇髄天元は炭治郎が苦戦した堕姫を一撃で撃破しました。しかし、頸を撃破しても堕姫は塵に戻らず、堕姫の体から兄・妓夫太郎が登場し、宇髄天元は二人を同時に相手取ることとなります。
宇髄天元は屋敷の中にいる人を守りながら、堕姫・妓夫太郎を相手に優勢に戦いを進めていきますが、忍の家系出身で毒に耐性がある宇髄天元でも妓夫太郎の猛毒の効果を帳消しにすることはできず、毒が回って動きが鈍くなってきてしまいました。ここに炭治郎、善逸、伊之助が到着、宇髄天元は三人を逃げない根性があると褒め、こいつらは自分の優秀な継子であり、自分達鬼殺隊が必ず勝つと宣言します。
炭治郎、雛鶴の援護を受けるも妓夫太郎に敗北
堕姫・妓夫太郎は二体同時に頸を撃破することが勝利条件であり、善逸と伊之助が堕姫、宇髄天元と炭治郎で強い妓夫太郎を相手取ることとなりました。
炭治郎は宇髄天元の背後を帯による攻撃から守り、雛鶴は付近の屋敷の屋上から藤の花から抽出した毒を付着させたクナイ攻撃で宇髄天元を援護、三人の連携攻撃で妓夫太郎を追い詰めますが、血鬼術「円斬旋回(えんざんせんかい)・飛び血鎌」の広範囲斬撃で反撃を受けてしまいます。
妓夫太郎が雛鶴に狙いを変えるも宇髄天元は動けず、代わりに炭治郎が水の呼吸とヒノカミ神楽の合わせ技で雛鶴を救出、宇髄天元は炭治郎に感謝を告げながら妓夫太郎の背後から頸をとりにいきました。しかし、妓夫太郎は頸を真後ろに回して宇髄天元の人間を噛んで防ぎ再び血鬼術を発動、宇髄天元は炭治郎を庇うために屋上から地上へ移動し、妓夫太郎と一対一となります。
しかし、ここで宇髄天元に回っていた毒の影響が強くなり、宇髄天元は妓夫太郎に左手・左目を奪われ、心臓が止まった状態で倒れてしまいました。
譜面が完成、妓夫太郎を撃破
炭治郎以外が戦線離脱する中、一人になっても奮闘する炭治郎の元に復活した宇髄天元が合流、筋肉で心臓を無理矢理止めて毒の廻りを遅らせていたことが判明、独自の戦闘技術である「譜面」が完成したと反撃の合図を鳴らします。
既に腕を一本失い毒が回っている宇髄天元は、妓夫太郎の攻撃を捌けるものの頸を撃破することは難しく、その役割を炭治郎に託すこととなりました。炭治郎は宇髄天元が生み出した隙をついて突撃、ここで痣を出現させて妓夫太郎を撃破、同時に善逸と伊之助が堕姫を撃破し、十二鬼月・上弦の陸を相手に勝利を収めます。
妓夫太郎の毒により宇髄天元は命を終える寸前となり三人の妻に囲まれますが、禰豆子が爆血で治療、宇髄天元の体内の毒は消え去り、毒の影響で爛れた皮膚も治癒、諦めていた命を救われることとなりました。
援軍として到着した蛇柱・伊黒小芭内がねちっこく天元を褒めますが、宇髄天元はこれで鬼殺隊の引退を宣言、伊黒小芭内に確実に後進は育っていると、炭治郎、善逸、伊之助に次代を託します。
鬼滅の刃「柱稽古編」の宇髄天元
柱稽古で「基礎体力向上」を担当
柱稽古には元音柱となった宇髄天元も参戦、最初の訓練として山でのスパルタ走り込みを担当、鬼殺隊隊士の基礎体力向上に務めました。
遅れて柱稽古に参加した炭治郎とは、出会った時には考えられないような朗らかな関係を築いていました。
鬼滅の刃「無限城編」の宇髄天元
新当主・産屋敷輝利哉の守護を担う
産屋敷耀哉が自らを犠牲に鬼舞辻無惨との最終決戦の狼煙を上げると、鬼殺隊の当主は若干八歳の産屋敷輝利哉に代わり、妹のくいな、かなたと共に最終決戦の指示を取ることとなります。
宇髄天元は、元炎柱であり杏寿郎の父である煉獄槇寿郎と共に産屋敷輝利哉の守護を担当、幼くも立派に当主として戦う輝利哉を支えようと、元柱としての役割に務めました。
鬼滅の刃「鬼舞辻無惨・最終決戦編」の宇髄天元
蝶屋敷に炭治郎達をお見舞い
最終決戦を終えて鬼舞辻無惨を撃破した後、宇髄天元は三人の妻を連れて炭治郎のお見舞いに蝶屋敷を訪問します。
宇髄天元には人間に戻った禰豆子も懐いており、天元を見ると抱きついて頭の上にまでよじ登ってきました。
水柱・冨岡義勇とも交友関係を続けており、混浴温泉に招待したり、子供が生まれた際には赤ん坊を義勇に抱っこしてもらったりしています。
鬼滅の刃「幾星霜煌めく命編」の宇髄天元
現代に子孫「宇髄天満」が生きる
現代では宇髄天元の子孫である宇髄天満が、炭治郎達の子孫と同じ時代を生きていました。
宇髄天満は20歳にして体操日本で金メダルを取ったアスリートで、カメラに中指を立てたり記者の頸を締めるなど行動はド派手でしたが、格好良いルックスからファンも多く、禰豆子と善逸の子孫である我妻燈子もファンの一人でした。
▼▽▼鬼滅の刃全巻・外伝あらすじネタバレ▽▼▽
