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「リゼロ」小説12巻あらすじネタバレ、考察【スバルは三度目の茶会に招待される】

リゼロ原作小説12巻ネタバレ

リゼロ原作小説12巻3章「四百年前からの叫び」あらすじネタバレ

ロズワール邸に到着したスバルは、ペトラ・フレデリカにお出迎えをされます。

今回、スバルは考えられる限り最速のタイミングでロズワール邸に戻ってきました。そのため、多分大丈夫だろうと考えていましたが、二人の元気な姿を見て心から安堵します。

スバルがペトラにハンカチのお礼をした後、フレデリカが「なにか話があるのでしょう」とスバルに話しかけ、三人は談話室に向かいます。

フレデリカ・ペトラをアーラム村へ逃す

スバルは、談話室で「魔女教の残党が襲撃を企てている」という嘘の目的を話し、フレデリカ・ペトラにアーラム村に避難してもらうよう頼みます。

ペトラは、自分のおかげで助かったと言ったスバルが、今度は自分を置いていこうとすることに可愛らしい不満を表します。

  • ほっぺたを膨らませる
  • スバルに「デート1回」をおねだりする
  • スバルが承諾すると、気を遣ってパトラッシュの厩舎に向かう

ペトラは、スバルとフレデリカが何か話すことがあるのだろうと察して、パトラッシュを迎えに厩舎に向かいます。

フレデリカ、ラムは、共にペトラに最高評価をしています。その評価は、こういった気遣いができる点が多分に含まれていることでしょう。

ガーフィールの過去

スバルはフレデリカに、ガーフィールの過去について聞きます。

ガーフィールの過去
  • 幼少期の頃は、自分が聖域を解放して全員に外の世界を見せると息巻いていた
  • ある時、フレデリカに見守られながら墓所の試練に挑戦
  • しかし、どれだけ時間が経過しても戻らないため、フレデリカがリューズを連れてくる
  • リューズが墓所に入り、ガーフィールを連れ戻す
  • 以来、ガーフィールの口から「聖域の解放」という言葉が出てこなくなる
  • リューズに対しての接し方も尊敬と敬意を払うものに変わった

フレデリカは、ガーフィールは外に出るのが怖くなってしまったのだろうと話します。

ガーフィールは、1周目でスバルに試練に挑戦するように望んでいましたが、これはハッタリだった可能性が高いです。

また、リューズは「聖域を守る」という使命に反する「墓所に立ち入る」という行動を取っているため、ロズワールの時のように何らかの拒絶があった可能性があります。

フレデリカが聖域を出たわけ
  • フレデリカは10年前に聖域に出た
  • いつか弟が聖域を解放した時、聖域の住民の居場所を用意しておきたかった
  • 聖域の外でガーフィールと再会できる日を待っている

そして、自分は人を見る目に自信があると話し、弟を宜しく頼みますとスバルに頭を下げました。

フレデリカは本心で、ガーフィールとの再会を望んでいることが分かりました。青い輝石をエミリアに持たせた謎は、まだ謎のままです。

フレデリカはレムを背負い、ペトラとパトラッシュと共に、アーラム村に避難しました。

ベアトリスの持つ「叡智の書に最も近い本」を渡した相手

スバルがベアトリスに会うため、部屋の扉を開けると、1回目で禁書庫と繋がります。

ベアトリスは、スバルを待っていたかのように、「今度こそ解放される」と安堵の言葉を告げます。

しかし、スバルは「外に連れ出す」と告げると、ベアトリスは驚きの表情に変わりました。

  • スバルが「その本に全てが書かれているのではないのか」と、驚くベアトリスとの整合性のなさを指摘する
  • ベアトリスが慌てて「叡智の書に最も近い本」をパラパラとめくる
  • スバルが近づき、ベアトリスから本を取り上げ、本の中身に目を通す
  • 本には何も記されておらず、白紙だったことが判明

ベアトリスは、本が未来を記さなくなって何年も経つと話し始めます。

ベアトリスは、2周目の世界で、これまでスバルに親しげに接していたのも「全て叡智の書の指示」だったと、スバルを突き放しました。しかし、そうではないことがここで明らかになりました。

そして、ベアトリスの役割と本を渡した人のことを話します。

  • ベアトリスと契約し、本を渡した相手は、知識を溜めこむのが好きな人
  • ベアトリスの役割は、禁書庫の維持と管理
  • ベアトリスの目的は、いずれくる「その人」に禁書庫の知識を渡すこと

スバルは、ベアトリスが契約をしている相手が「エキドナ」であると理解しました。

ベアトリスは、これまでスバルを拒絶する度に、「お母様」に対して、ベティーはいつまで待てばいいのかと呟いてきました。ここで、ベアトリスのお母様が「エキドナ」であることが明らかになります。

「その人」を待ち続けてきた苦悩の400年

ベアトリスは、契約してから既に四百年が経過していることを話します。

その四百年の苦悩をスバルに話し始めます。

ベアトリスの四百年
  • 最初の数十年は、苦でも何でもなかった
  • 自分のことを知る初代ロズワールがなくなり、次第に自分を知るものがいなくなる
  • 新しく関係を築いても、その者もいなくなる
  • それでもベアトリスには叡智の書があったので不安はなかった
  • しかし、ある時から叡智の書が白紙に変わる
  • ベアトリスが毎日何度も確認しても、本は何も記さない
  • 誰かが扉を開く度、「その人」ではないかと期待し、その度に裏切られる
  • その四百年は孤独であり、不安であり、絶望であり、救済のない日々だった
  • ある時、ベアトリスは本が白紙であることの意味に気付く
  • ベアトリスの運命は既に終わっているのだと

スバルは、ベアトリスの結論を受け入れることができず、他の選択肢があるんじゃないかと、ベアトリスと話を続けようとします。

ベアトリスのスバルに対する望み

ベアトリスは契約を打ち破るためには、スバルが「その人」にならなければいけないと話します。

  • 「その人」は、ベアトリスを一番に考える
  • 何よりもベアトリスを優先し、大切にし、側にいて、ベアトリスを幸せにする
  • 四百年の間、ベアトリスを利用しようとする者、純粋な善意で助けようとする者も現れた
  • しかし、人間が「その人」になることはできないだろうと話す
  • スバルも、既に1番と2番はもう決まっている

だから、ベアトリスは、スバルに自分を解放してくれと頼みます。

精霊は契約により、自分で契約から解放されることはできないため、その助けをスバルに望みました。

エルザが扉渡りを破り禁書庫に入ってくる

エルザが、ベアトリスの「扉渡り」を破って禁書庫の中に入ってきます。

扉渡りの破り方
  • 扉渡りは、隔絶した空間である禁書庫を、特定範囲の「閉まった扉」と接続する魔法
  • 故に、ロズワール邸の扉を全て開けっぱなしにしておけば、あたりをひく確率が高くなる
  • エルザは全ての扉を開いておき、この禁書庫にたどり着いた

エルザが扉渡りの仕組みを理解しており、その対処方法まで把握しているのは不自然です。

そして、あまり時間をかけすぎるとアーラム村に行ったメイリィが戻ってきてしまうと言います。

ベアトリスが「シャマク」を唱え、エルザが暗闇に囚われている間にロズワール邸を脱出しました。

ベアトリスは解放されることを望み、その相手がエルザでも構わないと話していました。それでもシャマクを使い、スバルに抱きかかえられて逃げるのは、スバルを助けたい気持ちがあるからです。

アーラム村から黒煙が上がる

徒歩15分程度でのアーラム村までの道のりを、スバルはベアトリスを抱えて走ります。

しかし、アーラム村の方角から黒煙が上がっているのを見て、スバルは絶望します。

道の先から、濃い青の髪をした少女が現れます。その少女は、ウルガルム襲撃の際に、アーラム村にいた女の子でした。

少女は「メイリィ・ポートルート」と名乗り、以前は髪を染めて亜麻色の髪をしていたと話します。そして、スバルに遊んでくれたことのお礼を告げました。

ベアトリス vs エルザ・メイリィ

メイリィの口から、フレデリカやペトラ、レム、パトラッシュ、アーラム村の人々が敗北したことが告げられます。

自分の判断が間違っていたことに後悔するスバルでしたが、エルザが追いつき、背後から奇襲をしかけてきました。

ベアトリスの戦い
  • 時の静止したマナの矢を出す陰魔法「ミーニャ」を使う
  • エルザの奇襲からスバルを守る
  • 無数のミーニャを放つ
  • ミーニャでエルザを撃退
  • メイリィに向き直す
  • 背後から撃退したはずのエルザが出現
  • ベアトリス敗北
  • 消滅が始まる

エルザは自分には「祝福」があり、生き汚いのだと返します。

エルザは「祝福」と表現しています。一般的には「加護」と呼ばれるので、何か違いがあるのかもしれません。

もう今回の世界もここまでかとスバルが諦め始めると、エルザはその目は気に入らないと断じます。

スバルを転移させるベアトリス

ベアトリスは、うつ伏せに倒れながら、消滅する寸前にスバルを転移魔法で転移させます。

スバルが転移された先は、聖域で囚われていた建物でした。

スバルは、この世界で何かを持ち帰らなければいけないと考え、傷を雑に処置し、集落に向かおうと建物を出ます。

そこには、一面の雪景色が広がっていました。

多兎の記憶が蘇ります。

リゼロ原作小説12巻3章の考察、ネタバレ解説

ベアトリスが「解放される」と話した理由とは?

禁書庫でベアトリスが「やっと解放される」と話した理由は、「真実」のある聖域に向かったスバルが戻ってきたためです。

ベアトリスが持つ「叡智の書に最も近い本」は白紙を記し続けており、ベアトリス自身は「持ち主の未来が既にないから」とこの事象を解釈していました。

「その人」が禁書庫に現れることがないのであれば、ベアトリスを解放する手段は限定されます。しかし、ベアトリス自身が自分で契約破棄をすることはできないため、自分を解放してくれる人物を求めているのが現状です。

そして、ベアトリスの中でせめて「この人物になら」と思えていたのがスバルであり、真実を知るロズワールのいる聖域からスバルが戻ってきたことで、スバルが自分を解放しに来てくれた、最後に運命が自分に微笑んでくれたと感じていたのでした。

だからベアトリスは、禁書庫で恍惚とした表情で「やっと解放される」とスバルを見たのでした。

ベアトリスの「叡智の書に最も近い本」の記述がなくなった理由

この点の考察はネタバレが含まれますのでご注意ください。

ベアトリスの「叡智の書に最も近い本」に白紙が記し続けられた理由は、「その人が来ることがない」からだと思われます。

「叡智の書に最も近い本」は、完全なる未来を示す本ではなく、持ち主が望む未来へ到るための道筋を示す本です。

ロズワールの本には、龍を倒し、エキドナを完全な形で復活させるための道筋が書かれており、これは「それがまだ実現可能であるから」記述されるのだと考えられます。

「その人」については、エキドナが集積してきた人類の英知を託すに値する存在と示唆されており、これだけでハードルはかなり高く、そもそも存在し得ない可能性もあります。

考えられるとしたら「その人」は「賢人」であり、「賢人候補」は今の世界ではスバルです。

白紙を記し続けることこそがスバルと出会う道」とも考えることができ、ベアトリスの本は、何も記さないことで、ベアトリスとスバルの出会いを繋いだとも考えることができます。

エキドナがベアトリスと契約をした理由は?

ベアトリスはエキドナによって作られた人工精霊であり、本来はヘクトール達と対峙するために作られたものと考えられます。

しかし、「本来の目的とは異なる形で運用することが決まった」と言及されている通り、外の世界に存在し続けるための役割として「その人に禁書庫の知識を渡すこと」と言う目的を与えられたのでした。

ただ、この辺りは「エキドナ」と「強欲の魔女」の発言が混ざり合っているのでとても推測がしづらいです。

エルザが「扉渡り」の仕組みと攻略法を知っている理由

扉渡り」は陰魔法を極めたベアトリスだからこそ使うことのできる高等魔法です。

扉渡りの仕組みと攻略方法を知っているのは、内部の人物であることは間違いなく、付き合いの長さから考えるとロズワールが極めて怪しいでしょう。

ロズワールが怪しい動きを連発していることからも、エルザとロズワールには何らかの繋がりがあると考えるのが自然です。

エルザの「祝福」とは?

エルザは自分の特殊性を「祝福」と呼んでいました。

通常リゼロ世界では生まれた時に授かったものを「加護」と呼びますが、あえて「祝福」と別の名称で呼んでいることからも、後天的に授けられたものである可能性が高そうです。

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トッティー
遅まきながら漫画の魅力に気付き、日々漫画という漫画を読み漁る日々を送っています。イチオシはリゼロ、転スラ、インフェクションです。フリーのエンジニアとして食い扶持を確保しつつ、ただひたすらに漫画業界に課金を突っ込んでいきます。
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