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「リゼロ」小説12巻あらすじネタバレ、考察【スバルは三度目の茶会に招待される】

リゼロ原作小説12巻ネタバレ

リゼロ原作小説12巻6章「魔女の茶会」あらすじネタバレ

エキドナの「夢の城」に招かれたスバルは、カーミラがレムの姿をして現れたことについて追求します。

  • エキドナが指示したことではないと言ってくれと頼む
  • エキドナは、カーミラがレムに模したのは自分の指示だと断言
  • スバルが第二の試練に取り込まれたことは予想外
  • そして、第二の試練がスバルの心をあそこまで抉ることは想定外
  • スバルが傷つき、未来を捨てる可能性さえ出てきたので、試練に介入してカーミラを送った

スバルは、カーミラがいなければ自分の心は粉々になっていたことを自覚し、エキドナに対して怒りをぶつけるのをやめます。

第二の試練の世界は虚構世界

エキドナとの茶会の席についたスバルは、第二の試練の世界について、エキドナの見解を聞きます。

第二の試練の世界
  • 第一の試練の世界と同様に、スバルの記憶から構築した虚構世界
  • 記憶から、過去・現在・未来を予測している

スバルは、パラレルワールドの存在が否定されると期待しましたが、エキドナは、死に戻りはあくまで嫉妬の魔女の権能であり、その仕組みは彼女にしか知り得ないと言います。

スバルは悲嘆に暮れますが、エキドナはスバルを必死で慰め、励まし、支えようと言葉を投げかけました。

そして、どうして自分をこんなに支えようとしてくれるのかと問うスバルに対し、エキドナは「僕と契約してくれないだろうか」と話します。

「権能」が、時間を巻き戻しているのか、パラレルワールドにいるスバルに魂を転写しているのか、その方法はまだ明らかにされていません。

二度目の茶会の際にエキドナが話していた「話したいこと」とは、この契約のことでした。

エキドナが持ちかける契約

驚くスバルに対して、エキドナは「契約」の内容とメリットについて話します。

契約の内容
  • これから起こるスバルの苦難、苦悩、あらゆる障害に対し、共に存在し、分かち合い、寄り添う
契約を結ぶメリット
  • エキドナの膨大な知識量によってほぼ全ての問題は解決可能
  • スバルの状況と望みを理解しているため説得する必要がない
  • 唯一、スバルの権能を理解している理解者として存在する

スバルは、エキドナが自分を救うために「契約を持ちかける」という譲る姿勢を見せてくれているのだと感じます。

そして、正式な契約の方法を聞き、まずは「掌を合わせる」とエキドナが言い、二人は掌を出し合います。

契約が締結する瞬間、衝撃が走り、霧散した茶会セットの場所に、憤怒の魔女ミネルヴァが現れました。

ミネルヴァが現れた理由

スバルは、エキドナと同時にミネルヴァが現れたことに驚きます。

そのことに対し、エキドナが弁明をします。

  • 依り代が必要だという説明は嘘だった
  • しかし、同時に他の魔女を顕現させることにはリスクがある
  • 夢の城は精神世界であり、自分をこの場で倒せば他の魔女に管理権限が移る
  • 例えば怠惰の魔女セクメトは、他の5人の魔女が一斉にかかっても一瞬で敗北する
  • そのため、他の魔女を同時に顕現させたくなかった

ミネルヴァは、エキドナはこういう嘘を平気でつく魔女なのだと糾弾します。そして、エキドナは契約のデメリットをスバルに話していないと説明しました。

エキドナはそれを肯定し、魔女の対価としてスバルが差し出すものを説明します。

  • 対価は、これからスバルが味わう未知の日々を、自分も傍で共に味わうこと
  • スバルの記憶を奪うのではない

スバルはその程度ならばと、やはり契約を結ぼうとしますが、「色欲の魔女」カーミラが現れ、スバルを静止します。

カーミラがスバルを止める理由

カーミラは、「エキドナちゃんが話したことは全て本当だけど、全てを話したわけではない」と指摘します。

エキドナが、なぜスバルの味方をするのかと聞くと、エキドナが自分を騙したから「絶対に許さない」と魔女の顔をします。

迷うスバルに対して、エキドナは、スバルが望む未来に必ず連れていく、自分とスバルならできると力説します。

そこに現れたのは、「怠惰の魔女」セクメトです。

「怠惰の魔女」セクメト

気だるそうな怠惰の魔女は、エキドナの今の宣言には「最後には」という枕詞がつくと話します。

エキドナに睨まれると、自分は場の公平性を保つ抑止力として来たが、「あの子への義理は果たす」と、スバルに肩入れした理由を説明しました。

「あの子」が誰なのかは明らかにされていません。ただし、セクメトが知っている人ならば、400年前に存在した誰かか、同じ魔女の誰かです。

傲慢の魔女テュフォン暴食の魔女ダフネも、この場所に集まってきます。

スバルがエキドナに「最善の道」を通って望む未来に導いてくれるのではないのかと聞くと、エキドナは「進む道のりに犠牲を許容する覚悟があったのではないのか」と、魔女の顔をしてスバルに返しました。

エキドナの主張

エキドナは、スバルの権能の素晴らしさについて両手を差し出して語ります。

  • スバルの権能は「同一条件で複数の検証」ができる
  • 「全ての結果」を知ることが可能
  • 自分は強欲の魔女であり、あらゆる可能性を試さずにはいられない
  • 最善とは異なる道に、スバルを好奇心で誘導することもある
  • しかし、必ず「最終的には」スバルの望む未来に導く
  • スバルとエキドナであれば、それは絶対に可能
  • あとは、スバルがどれだけ自分が犠牲になる覚悟があるのか

つまり、最終的にはスバルが望む未来に導くけれど、「同一条件における複数検証」で「エキドナの興味のある結果」を全て確認してから進んでいくことになるので、スバルはとんでもない数のループを経験する、ということになります。

また、話の中でスバルにとっての第二の試練の意義についても説明しました。

  • 第二の試練は、ループを繰り返すスバルに必要な試練だった
  • ループを繰り返すことによって、感情が希薄になり、次第に仲間の喪失にも心が動かなくなる
  • そうなると、望む未来にたどり着いた時、そこにいるスバルは既に心が壊れている状態になりかねない
  • 第二の試練によって、残された人々の悲しみを知ることができた
  • だから、スバルが今後感情を失う可能性は低くなる

エキドナの主張を聞いて、スバルは「俺を利用するのか」と聞くと、エキドナはそれを肯定します。

エキドナに対して絆を感じ、頼りにすることもあったスバルは、その肯定に涙を流します。そして、エキドナは「人の感情を理解できない魔女」なのだと言いました。

エキドナはそれを肯定し、感情の抜けた表情を、初めて魔女としての表情をスバルに見せます。

エキドナのこれまでの振る舞いは、全て理性によって「この時はこう反応するのが適切」と学んだことでした。いわゆる「サイコパス」のようなもので、後天的に学んだ反応としての感情を、その感情を表現するのに適切な振る舞いとして表現していたのです。

ベアトリスの「その人」

交渉を続けようとするエキドナに対し、スバルはベアトリスの「その人」が誰なのかを聞きます。

エキドナの答えは意外なものでした。

  • スバルは重大な勘違いをしている
  • ベアトリスは、元々ある目的のために作られた子供
  • しかし、本来の目的とは異なる目的で利用することが決まった
  • 聖域の外で生きてくための「目的」として、「禁書庫の番人」としての役割を与えた
  • 「その人」を待つよう契約したのは、「その人」に禁書庫を渡すためではない
  • ベアトリスが誰を「その人」に選ぶのか知りたいというただの好奇心

ベアトリスが400年苦しんで禁書庫でその人を待っていることについて聞くと、エキドナは「素晴らしい」と思っていると返します。

スバルはこの回答を聞き、エキドナとは契約しないことを決めます。

自分の好奇心を満たすためだけにベアトリスを400年苦しめても、「400年間その人を選ばなかった」という結果を知ることができたことに満足するのみで、ベアトリスの苦悩や涙について、エキドナは一切理解することができません。

ここまでくると、なぜベアトリスが「お母様」と親愛の情をエキドナに向けていたのかが分からないですね。

魔女の視線が一箇所に集まる

スバルが契約しない旨を話した直後、6人の魔女の視線が一つの場所に集中します。

そこには、嫉妬の魔女サテラの姿がありました。

6人がそれぞれの態度で、サテラがこちらにくるのを迎えます。

リゼロ原作小説12巻6章の考察、ネタバレ解説

カーミラがエキドナに「絶対に許さない」と怒った理由

カーミラは「究極の自己愛」を持つ魔女であり、そのため自分に敵対する者に対しては一切の容赦をしません。

カーミラに対するものは全員カーミラを愛してしまい、カーミラのために命を捧げて戦うようになってしまうので、カーミラを敵に回すということは世界を敵に回すこととほぼ同義となります。

それ故、エキドナはカーミラのことを警戒していたのでした。

400年前、カーミラが世界に存在していた時は、一人の村娘でしかなかったカーミラはいつの間にか王女となり、カーミラを愛するために世界は戦乱に突入していました。

セクメトの言及した「あの子」とは?

セクメトの言及した「あの子」とは、恐らく「サテラ」のことであると思われます。

以下、ネタバレ考察となりますのでご注意ください。

嫉妬の魔女人格とサテラは別物であり、サテラに対しては、エキドナを除く全ての魔女が好意的に感じています。

また、ミネルヴァが「顔向けできない」、神龍ボルカニカが「頭が上がらない」と発言していたことからも、サテラは全員のために自らを捧げた可能性があります。

そのため、セクメトもサテラに対して恩義を感じている可能性が高く、助けてもらった「義理を果たす」ために、サテラが大切にしているスバルの味方をしようとしているのだと思われます。

ベアトリスが元々作られた「目的」とは?

ベアトリスは人工精霊であり「作られた目的」についての言及がされました。

ネタバレ考察となりますのでご注意ください。

ベアトリスは現在「禁書庫の司書」としての役割を果たしていますが、これは「本来の目的ではない」と言及されました。

ベアトリスは聖域ができる前、エキドナによって「陰魔法」を究めるように言いつけられ、ヘクトールが出現した際には、転移の力で魔水晶やメイエルを運ぶ活躍を見せています。

ヘクトールの出現は、エキドナの予想よりも早かったことから、もしベアトリスの「本来の目的」が果たされるのだとすれば、それはヘクトール出現よりも前に完全な形で聖域の結界を展開した場合のストーリーの中にあると思われます。

聖域の結界の目的がヘクトールが属する陣営との敵対であれば、ベアトリスはこの戦いでの活躍を期待され作成されたのだと考えることができるのでしょう。

しかし、初代ロズワールがヘクトールを前に圧倒されたことにより、エキドナの予想よりも相手戦力が大きかったため、ベアトリスは本来の目的で活用されるのではなく、禁書庫の番人を言いつけられたのだと思われます。

ベアトリスが親愛の情をエキドナに向ける理由

ベアトリスは「お母様」に対して絶対的な愛情を向けますが、夢の城にいるエキドナのあり方を考えると、二人の持つ感情には大きな乖離があります。

これは、「夢の城」にいるエキドナと、本来のエキドナは別であるからです。

ここからはネタバレ考察となります。

魔女因子に特有の人格があることは、サテラが複数人格となったことや、水門都市プリステラからロズワール邸に戻ってきたベアトリスが「スバルはスバルのままよ」と発言していたことからも明らかです。

そのため、聖域にいた時のエキドナと、スバルが「夢の城」で出会ったエキドナは別の存在であると考える方が自然です。

ロズワールはミロード家のバルコニーでスバルに対して「エキドナは完全復活できる条件に当てはまる」と話していたことから、本来のエキドナの魂は、何らかの形でロズワールが管理している、又は「ボルカニカが持っている」ものと思われます。

リゼロ原作小説第12巻のストーリーの流れ

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トッティー
遅まきながら漫画の魅力に気付き、日々漫画という漫画を読み漁る日々を送っています。イチオシはリゼロ、転スラ、インフェクションです。フリーのエンジニアとして食い扶持を確保しつつ、ただひたすらに漫画業界に課金を突っ込んでいきます。
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