Re:ゼロから始める異世界生活

「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」小説13巻のあらすじ・ネタバレ、考察

リゼロ原作小説13巻ネタバレ

「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」原作小説13巻を、ネタバレありであらすじ解説・考察をしていきます。

第12巻では、嫉妬の魔女サテラの襲撃、リューズ・メイエルの秘密、強欲の使徒、病みリア、ロズワールの目的と、二度目の試練と複雑に絡み合う状況にスバルの心は磨耗していきました。

三度目の茶会に招待されたスバルは、心の救いであったエキドナに契約を持ちかけられ、契約を締結しようとしますが、他の三人の魔女がそれを止め、エキドナの本心を知ったスバルは契約を拒否します。

そこに現れたのはサテラで、夢の城で7人の魔女全員が揃いました。

第12巻のあらすじ・ネタバレ解説はこちら

リゼロ原作小説12巻ネタバレ
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第一章「泣きたくなる音」ネタバレ、あらすじ

サテラは草原の丘の上に立ち、魔女達と数メールの距離しかない場所に佇んでいます。

スバルは、この状況に不思議さを感じます。

  • 嫉妬の魔女に全員命を奪われたため恨んでいるはず
  • この場で嫉妬の魔女を粉々にすれば、存在を消せる
  • 誰一人動かない

憤怒の魔女ミネルヴァが均衡を破り、一歩前に出て、自分の知っているお前ということで良いのかと、サテラに対して問いました。

魔女達が動かない理由

魔女たちが動かない理由について、カーミラ、ダフネ、テュフォンが説明します。

  • サテラは適性のない魔女因子を取り込んだ
  • 自分とは異なる魔女人格が芽生え、二重人格となっていた
  • 魔女達の命を奪ったのは「嫉妬の魔女」の人格の方
  • 元の人格であるサテラに対してはエキドナを除いて好印象
  • 動かないのはどちらの人格かを見定めているため

魔女因子には「適性」があり、適性のない魔女因子を取り込んでしまうと、魔女人格が生まれてしまうことが明らかになりました。

またこの時、「暴食の魔女」ダフネが、スバルに対して「賢人候補ならそれぐらい…」と口にしますが、「怠惰の魔女」セクメトが「当の本人はまだ知らないことさね」と止めています。

「賢人候補」という魔女達がスバルに期待する役割が明かされました。「フリューゲル」は「賢者」という肩書きがついているため、近しい役割を担っていた人間なのかもしれません。

「賢人」が何を意味するのかは、これからのストーリーで明かされることでしょう。

ミネルヴァが、サテラはスバルに会いに来ているのだと告げ、スバルに前に出るよう促します。

スバルの考え方

サテラに近づいたスバルに対し、サテラは両手を前に出し、スバルに対する愛を告白します。

・サテラの言葉に安堵する
・狂おしいほど愛してしまいそうになる
意識・拒絶しようとする

サテラの近くにいると、自分の意思とは関係なくサテラを強制的に愛してしまいそうになるスバルは、ここに居続ければ自分が自分でなくなると感じます。

そして、もう魔女達の力は借りないから、外に出してくれと懇願します。

しかし、ミネルヴァがその態度に怒ります。

  • スバルは死に戻りを前提として「自分が誰より傷つけばいい」と考えている
  • 守られる人間、見ていることしかできない人間の気持ちを考えていない

スバルはミネルヴァの意見に対し、自分が犠牲になって皆を助けることの、一体何が悪いんだと怒鳴り返しました。

エキドナとの二度目の茶会の時にも描写されていますが、スバルは大切なもの全てを救う代償として、自分が何度も死に戻りを繰り返して傷つくことを捧げています。

第二の試練では、スバルが死んだ後の世界が描かれ、残された人達の悲しみ、無念さをスバルに見せていますが、まだスバルの心にはトラウマがあるため届いていません。

サテラの祈りのような願い

スバルは、吐き捨てるように、サテラに一個だけ感謝できると言い、死に戻りを与えてくれたことにお礼を言います。

サテラは、言葉を続けます。

  • 泣かないで
  • 悲しまないで
  • 苦しまないで
  • もっと自分を愛して
  • もっと自分を大切にして

スバルは意識で拒絶し、魂で安堵し、反対方向の二つの概念を内に抱え、発狂しそうになります。

そして、内にあったレムを喪った出来事に対する思いを吐露します。

レムを喪ったこと
  • スバルはレムに頼って状況を打開しようとした
  • その結果、レムは大罪司教の手にかかり眠り姫となった
  • 自分がレムを頼ったからレムを喪った
  • だから自分一人で、自分だけが傷ついて状況を打開するしかない
  • もう誰も失いたくないから

サテラの横でスバルは蹲り、涙を流しはじめてしまいます。

スバルは、レムを頼ったことでレムを喪った結果に繋がったと考えており、それがトラウマとなって、大切な人達の手を借りて状況を打開しようと考えることができなくなっていました。

怠惰の魔女セクメトはまるで子供だと表現しますが、傲慢の魔女テュフォンは可哀想だと言い、誰がスバルを泣かせたのかと魔女達を睥睨しました。

スバルが舌を噛み切る

サテラが、スバルに対して、スバルを愛する理由を告白します。

  • あなたが私に光をくれた
  • 私の手を引いて、外の世界を教えてくれた
  • 私が孤独に震える夜、傍でずっと手を握って居てくれた
  • 一人になった私を、一人じゃないと口付けしてくれた
  • あなたが全てを与えてくれた

スバルはその告白を聞いて、理解できないのに愛に狂いそうになります。

しかし、自分の拒絶との引っ張り合いがピークに達し、スバルは自決しようと舌を噛み切ります。

魔女の助け方

スバルの行動に対し、魔女達がそれぞれに動き出します。

ミネルヴァ・スバルを助けに向かっていく
・ダフネ、セクメトが止めるのを突破する
・這いずりながら近づき、頭突きでスバルを癒す
テュフォン・スバルの意思を尊重するため、ミネルヴァを止めようとする
・ミネルヴァに突破され、その後ダフネの百足棺に動きを拘束される
セクメトスバルとテュフォンの味方だと話し、ミネルヴァを止める
・拘束具を解放したダフネに動きを止められる
ダフネ・多兎を殺すと宣ったスバルの続きが見たいがためにスバルを助ける
・テュフォンと相性の良い百足棺で動きを止める
・拘束具を解いてセクメトを牽制して動きを止める
カーミラ・「愛」の存在に気づかせるためにスバルを救う
・「無貌の花嫁」でスバルが受け取ってきた言葉を思い出させる
エキドナ・魔女達の動きを観測している

サテラは声を震わせながらスバルに近づき、伝えます。

どうして気付かないの?あなたが救いたいと願う全ての中には、あなただっているべきだって当たり前のことに。

スバルは、墓所の試練で受け取ってきた言葉、レムの言葉、エミリアの言葉を思い出し、本音をこぼします。

  • 自分に「死に戻り」以外の価値があると信じて良いのか
  • 自分が喪われたとき誰かが悲しんでくれると思って良いのか
  • 自分の大切な人が、自分を必要としていると信じて良いのか

死にたくないよ。

スバルの本音がこぼれます。ミネルヴァの頭突きが届き、スバルが癒されます。

私はあなたが救われることを許します。あなたに救われてほしいと、そう願っています。

サテラが涙を流しながら微笑み、スバルに伝えました。

スバルはこれまで、死に戻りの権能に対して「自分の犠牲は前提」として考えていました。

しかし、サテラとの今回のやり取りを通じて、自分の命も大切にして、できるだけ周りと助け合いながら困難に挑むように考え方が切り替わります。

そして、この自立と協力の考え方が、聖域とロズワール邸の襲撃という二つの局面を同時に解決する鍵となっていきます。

エキドナの契約再提案

まだ混乱しているスバルに対して、エキドナが、もう一度契約を再提案します。

  • 自分ならば全ての問題を解決することができる
  • スバルは考え、悩む必要がない
  • 自分の指示をただ実行して壁を突破すればいい
  • スバルが望む未来に必ず連れて行く

スバルは、「周りも、自分も、傷つきたくない。死ぬのが怖い」と話し、エキドナとの契約をはっきりと断りました。

エキドナは、断られた負け惜しみとして、「ガーフィールの心の呪縛を解くこと」が、今の状況を解く鍵だと話しました。

スバルは、魔女一人一人に対して、丁寧にお礼を伝えていきます。

おそらくですが、エキドナがアドバイスをしたのは、スバルのためではなく、エキドナ自身が聖域を解放することを望んでいるためだと考えられます。

サテラとの約束

最後に、スバルはサテラの前に立ち、もう少し自分を好きになってみると伝えます。

サテラはスバルの手を取って、大切な人達と一緒に抗ってと伝え、そして「いつか、必ず私を殺しに来てね」と言い放ちました。

世界はそこで崩れ、スバルは「俺が、必ずお前を救ってみせる」とサテラに伝えます。

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トッティー
遅まきながら漫画の魅力に気付き、日々漫画という漫画を読み漁る日々を送っています。イチオシはリゼロ、転スラ、インフェクションです。フリーのエンジニアとして食い扶持を確保しつつ、ただひたすらに漫画業界に課金を突っ込んでいきます。
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