「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」原作小説15巻を、ネタバレありであらすじ解説・考察をしていきます。
第14巻では、エミリアが試練を通じて記憶を思い出し、大切なフォルトナ母様・ジュースとの記憶を思い出します。また、「虚飾の魔女」パンドラが、エミリアの両親とフォルトナの仇だということが分かります。
また、墓所の外では、シーマによってリューズ・メイエルの記憶と聖域の真の目的、「憂鬱の魔人」ヘクトールの話がされました。
そして、スバル、オットー、ガーフィールは、ロズワール邸での襲撃に立ち向かい、ラムはパックと共にロズワールとの戦いへ、エミリアは第二の試練に、と三方面での戦いが展開されていきます。
14巻のあらすじ・ネタバレ解説はこちら

15巻第一章「ロズワール邸、最後の日」ネタバレ、あらすじ
ガーフィールとエルザの激しい攻防が始まります。
- 瞬き一つが致命傷になる程の激しい攻防
- エルザが素敵、と呟きウットリする
- フレデリカは一歩も動けない
- フレデリカのために、エルザを押し込んでレムの部屋までの道を作る
ガーフィールとエルザは、攻防の果てに床を抜き、階下に戦いの舞台を変えました。
フレデリカがレムを担いで去っていく気配を感じ、ガーフィールは安堵します。
エルザとガーフィールは、互いに自らを名乗り、激闘が再開されます。
ベアトリスの心を解きほぐすスバル
スバルは、ベアトリスを絶対に禁書庫から連れ出すと言い、ベアトリスとの会話を始めます。
- 外に危険が迫っていて、俺は絶対にお前をここから連れ出すと告げる
- ベアトリスは禁書庫は隔絶された空間で、スバルの心配は杞憂だと返す
- スバルは扉渡りの弱点を話し、敵も知っていることを話す
- ベアトリスは、すぐにロズワールの名前を出し、叡智の書に刻まれたこと、それが母様が自分を忘れていなかった証拠だと安堵の息をつく
- スバルはベアトリスの態度に怒り、魔書に記されたことじゃなくて、自分で何をするか選べと叫ぶ
- ベアトリスは、精霊にとっての契約の重要性、それを破れないことを怒るように叫び返す
- スバルは、約束の大切さは身に染みて理解していると話す
- それでも、それでベアトリスを失うくらいなら、俺は約束よりもベアトリスを選ぶと話す
- ベアトリスは声を震わせ、「お前がその人になってくれるの?」と聞く
スバルは、誰がお前のその人なんて訳の分からないものに返すか、と言葉にします。
その続きを話す前に、ベアトリスによってスバルは禁書庫の外に追い出されてしまいました。
メイリィ・ポートルート登場
部屋の外に追い出されたスバルに、避難したはずのオットーとペトラが現れ、事情を説明します。
- 魔獣使いが現れ、屋敷中が魔獣だらけになった
- 結晶石が効かない魔獣が現れ、慌てて逃げてきた
- 途端、階下で衝撃音がなり響き、地面が落ちる
- とっさにスバルがペトラを庇うが、フレデリカが現れ、全員を担いで庭園の芝生に脱出
- 西棟には頭を突っ込んでいる巨大なカバがいる
- カバの上にはメイリィがいて、カバを「岩豚ちゃん」と呼ぶ
フレデリカは、背負っているレムをスバルに預け、自分がメイリィに対峙すると言います。
スバルはレムを、オットーはペトラを担いで、脱出口のあるロズワールの執務室に向かいました。
ギルティラウの襲撃
スバル達は、ロズワールの執務室のある本棟の最上階に向かいます。
- 魔獣が途中で現れるが、結晶石の力で追い返すことができる
- オットーが結晶石が効かなかったのは1対だけと説明する
- 追い返した魔獣が廊下の奥で、別の魔獣に殺され食べられる
- 異様な雰囲気が発生し、「ギルティラウ」が登場する
オットーが、「ギルティラウ」が結晶石の効かなかった1体ですとスバルに忠告する。
ギルティラウは、屋敷を震わせる激しい咆哮を叫び、スバル達に向けて全力で突貫してきました。