Re:ゼロから始める異世界生活

「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」小説1巻のあらすじ・ネタバレ、考察

リゼロ1巻のネタバレ、感想

Re:ゼロから始める異世界生活は、「小説家になろう」で2012年4月より連載されている作品です。

凡人主人公である「菜月昴」が、「死に戻り」という一つだけ授かった権能を用いて、厳しい異世界を生き抜いていく物語となっており、書籍化、コミック化、映画化、アニメ化、ゲーム化と、なろう発の代表的な作品として、非常に多くのファンに愛されています。

本記事では、書籍化して出版されている原作小説1巻のあらすじ解説をご紹介していきます。

考察や感想、ネタバレが多分に含みますので、あまり詳しく内容を知りたくないという方は、ページを閉じて頂くことをおすすめします。

第1章「始まりの終わり」のネタバレ

菜月昴(ナツキ・スバル)は、不登校気味の高校三年生。

夜中にコンビニに買い物に出かけたところ、一切の前触れもなく、異世界転生してしまいます。

エルフや獣人が行き交う中世ヨーロッパに近い街並みの通りに転生させられ、近くの果物屋に話を聞いて、言語が通じることは確かめられましたが、通貨や文字は異なっており、これからどうするかと途方に暮れています。

現実世界では何でもないものも、中世ヨーロッパ時代に近いリゼロの世界では、大変な貴重品として扱われます。第1章でも、スバルの所持品が大活躍していきます。

スバルが思案を重ねていると、突然路地裏に引きずり込まれ、チンピラ三人組に囲まれます。

スバル vs チンピラ三人組

身長が大中小と綺麗に分かれているチンピラ三人組に対し、スバルは異世界転生もののお約束「主人公無双」を信じ、三人組を倒しにかかります。

  • 大サイズを右ストレートで倒す
  • 小サイズを蹴りで倒す

スバルは不登校の有り余った時間で体を無意味に鍛えていたので、一般人相手の場合は多少有利に戦えます。

しかし、中サイズのチンピラが隠し持っていたナイフを出したところ、スバルは即座に態度を変えて土下座しました。

大小サイズのチンピラも復活し、無抵抗のスバルを暴行し、ついに中サイズのチンピラがナイフをスバルに向けて振り下ろそうとします。

金髪の美少女が走り抜けていく

スバルが現実逃避をしかけた時、金髪のセミロングの美少女が路地裏に走り込んできます。

スバルは、自分を助けてくれる異世界のヒロインを期待しますが、少女は足を止めずに「強く生きろよ」と言い残し、そのまま風のように去っていきます。

路地裏の奥は行き止まりでしたが、立て掛けてあった板を台に、身軽に壁を登って姿を向こう側に消します。

金髪の美少女が路地裏に走りこんできた理由は、次に現れる人物によって明かされます。

銀髪の美少女 vs チンピラ三人組

チンピラ三人組の凶刃がスバルに向けて振り下ろされそうとした時、今度は銀髪の美少女が路地裏に現れて言いました。

そこまでよ、悪党。

スバルは、その美少女のあまりの美しさに目を奪われ、時が止まるような運命を感じます。

しかし、銀髪の美少女とチンピラ三人組の間の会話は噛み合いません。

  • 銀髪の美少女:あれは大切なものだから、盗ったものを返して。今なら許してあげる
  • チンピラ三人組:自分達ではない。恐らく先程走り抜けていった金髪の少女

銀髪の美少女は、自分の勘違いと分かって路地裏から外に出ようとしますが、スバルの状況を見て、「見過ごせる状況じゃないの」と言い、チンピラ三人組に氷魔法の攻撃を仕掛け、小サイズのチンピラが意識を失います。

大サイズと中サイズのチンピラが、「二体一で勝てると思ってるのか」と、銀髪の美少女を囲おうとしますが、「二対二なら対等な条件かな」という声がして、美少女の手の上に喋る猫が現れました。

その姿を見て、チンピラ二人は「精霊術師か」と顔を青くして、小サイズのチンピラを抱え、イソイソと逃げていきます。

銀髪の美少女の警戒と質問

銀髪の美少女は、スバルに対しても警戒心を持ったまま、「徽章」を盗んだ子を知っているでしょ?と質問します。

スバルは全く覚えがないと答えると、素の表情を出して慌てて、「パック」と呼ばれた精霊の猫にどうしようと相談します。

パックは、金髪の美少女はすごく逃げ足が早かったから、多分「加護」を持っている。早く追いかけた方がいいとアドバイスをしました。

スバルは、ボロボロの体を起こして、助けてくれただけで十分と答え、早く追いかけた方が良いと言いますが、暴行のダメージが残っており、気を失ってしまいました。

スバルは、銀髪の美少女を一目見たときから、意識を失うまでの間、全ての表情に対して可愛いと考えています。

不器用な銀髪の美少女に惹かれるスバル

気を失ったスバルが目を覚ますと、巨大化したパックの膝枕で寝かせられており、モフモフの気持ち良さを堪能します。

スバルは銀髪の美少女に、金髪の少女を追っていたのに、自分の治療のために足を止めてくれたことに感謝します。

しかし、銀髪の美少女は、これは自分のためだと説明します。

  • スバルに、もう一度「徽章」について知っているでしょ?と聞く
  • スバルは気を失う前に答えたのと同様に、知らないと答える
  • 銀髪の美少女は「何も知らない」と言う情報を教えてくれた。それで治療はチャラ

スバルに恩に着せぬ伝え方をして、銀髪の美少女はその場を去ろうとします。

パックは、「素直じゃないんだよ、うちの子」と、お茶目な顔でスバルに声をかけました。

銀髪の美少女の態度がおかしいのは、徽章に関するトラブルに人を巻き込みたくないこと、人と関係を持つことに対する恐怖心の二つの面が原因として考えられます。この辺りのお話は、物語が進むにつれて明かされていきます。

損するばかりの生き方をする銀髪の美少女に対して、スバルは力になりたいと思い、「徽章探し」の手伝いを申し出ます。

銀髪の美少女は戸惑いますが、パックはスバルの提案を素直に受け入れても良いとアドバイスします。

  • スバルから悪意は感じられない
  • 夜になったらパックは手を貸せなくなる

パックは精霊で、表に顕現しているだけでマナを消費してしまう。そのため、夜になると結晶石に戻ってマナを回復させる必要がある。理想は9時から5時

銀髪の美少女は、だいぶ悩んだ後に、何のお礼もできないからねと念押しして、スバルの協力を受け入れました。

徽章の手がかりを探す

小一時間、スバルを中心とした徽章探しは難航します。

  • 三人とも土地勘がない
  • スバルに至っては文字を読めない

そこで、銀髪の美少女が、契約している微精霊に徽章の心当たりを聞きます。

その神秘的な光景にスバルが無神経に近寄ると、微精霊は驚き、銀髪の美少女の前からも姿を消してしまいます。

微精霊とは
  • 精霊になる前の知恵がつきはじめた存在
  • 時間を経て、力と自意識ができると精霊になる
  • 微精霊でも力は強く、気軽に触れるのは危険
  • パックだと2秒でスバルを消し炭にできる

いよいよ自分が徽章探しに迷惑しかかけていないスバルは、頭を働かせて、徽章探しの手がかりを掴みます。

銀髪の美少女もこの提案に賛同し、貧民街に詳しい人を探すために大通りに戻ろうとします。

三人は改めて自己紹介をすると、銀髪の美少女は自分の名前を「サテラ」と言いました。

それを聞いて、パックは「趣味が悪いよ」と返します。

パックの言葉の真意は、「サテラ」という人物が別の忌避するべき人物の名前だからです。銀髪の美少女が本名を明かさなかったのは、スバルに頭のおかしい奴だと思ってもらい、徽章探しに纏わるトラブルから、スバルを遠ざけようとする優しさからです。

大通りで迷子の子供の母親探し

サテラは、大通りで迷子の女の子を発見し、徽章探しよりもその両親探しを優先しようとします。

しかし、女の子に声をかけても、知らない人に声をかけられた心細さから、女の子は今にも泣き出しそうな表情をしてしまいます。

そこに、スバルが現れて、財布の中に入っていたギザ十を使った手品を見せました。

手品に驚いた子供に、スバルはギザ十をプレゼントすると、宝物をみるかのように女の子は喜んでいます。

詳しい事情を聞き、スバルとサテラは女の子の両手をそれぞれ握り、はぐれたお母さんを探しにいきます。

銀髪の美少女がハーフエルフであることを打ち明ける

目立つスバルとサテラの容貌のおかげで、女の子の母親は簡単に見つかります。

スバルは話の流れから、自分とサテラは同い年くらいだろうと話しますが、サテラは「その予想は当てにならないと思う。私、ハーフエルフだから」と告げます。

スバルが「だから可愛いのか」と納得すると、サテラが驚き、パックがスバルに飛び蹴りします。

スバルがなぜ怒られたのかと不思議に思うと、パックは「その逆」だと答えました。

ハーフエルフであることは、銀髪の美少女の人生に重大な影響を及ぼしていることです。スバルが、自分に普通の女の子と接するように関わってくれるのを感じ、嬉しさや恥ずかしさを感じています。パックは、スバルを褒めるつもりでキックしています。

果物屋で貧民街の場所を教えてもらう

手がかりを探しに、サテラが徽章を盗まれた場所に戻ると、そこはスバルが転生してきた場所の一角でした。

スバルは、最初に色々と話を聞いた強面の果物屋に行くと、先程の迷子の女の子の父親が、果物屋の主人であることが分かります。

女の子は、お礼として赤い花を模した花飾りをサテラに上げると、サテラは極上の笑顔で女の子にお礼をいい、白いコートの胸の上に、花飾りをつけます。

果物屋の主人は、スバルとサテラを恩人だと言い、貧民街の場所を丁寧に教えてくれました。

貧民街で捜索を開始

スバルが、貧民街には危険があることを聞かされ、衛兵に相談をして、人海戦術で徽章を探すことを提案します。

しかし、サテラは「衛兵に頼れない事情」があるからできない、と返します。

「衛兵に頼れない事情」は、徽章にまつわる事情です。

時間は夕暮れ時になっており、パックもあと一時間程度で自分は時間切れになると話します。

捜索は、土埃と血の跡がついたボロボロのスバルに貧民街の住民が同情し、手がかりをどんどん教えてくれます。

しかし、決定的な手掛かりが見つかる前に、パックがマナ切れで結晶石に戻ります。

消える前に、銀髪の美少女の身を案じながら、いざとなったら「オド」を使ってでも、ボクを呼ぶんだよと忠告していました。

オドは、空気中に漂うマナとは違うものですが、マナと似た性質を持っているものです。詳しい紹介は2巻以降でされています。

盗んだ犯人の名前と盗品蔵の情報を入手

その後も捜索を続けていくと、スバルが重要な情報を聞き出すことに成功します。

金髪の少女の名前フェルト
徽章がおそらく持ち込まれた場所盗品蔵

貧民街の住民によって盗まれた品物は、一度盗品蔵に集められる。その後、盗品蔵の主が市場などで換金する

夕日が沈む頃、二人は盗品蔵に到着します。

スバルは、ケータイが徽章との物々交換に使える可能性があることを考え、まずは自分が先に入ることを提案します。

スバルはサテラに断られると考えていましたが、意外にもサテラは、スバルを信じてみると託してくれました。

盗品街の中へ入るスバル

盗品蔵の中は暗く、サテラに灯となる「ラグマイト鉱石」を持たされます。

そして、何かあったらすぐに呼んでとスバルを送り出します。

また、「無事に徽章を取り戻せたら、ちゃんと謝るから」とスバルに言いました。

銀髪の美少女が謝ろうとしているのは、「サテラ」と偽名を名乗ったことです。この時点では、スバルは「サテラ」が偽名であることに気付いていません。

暗い盗品蔵を、スバルは灯りを頼りに進んでいきます。

すると、無造作に置いてあるを発見し、その先で首を切り裂かれて倒れている、巨大な老人の死体を発見してしまいます。

ああ、見つけてしまったのね。それじゃ仕方ない。ええ、仕方ないのよ

スバルが女性の声を聞いた次の瞬間、衝撃に体が弾かれ、壁に激突し、スバルの胴体はほぼ真っ二つに割れてしまいました。

その衝撃音を聞いて、スバルを心配したサテラが入ってきてしまい、サテラも同じように襲撃され、スバルの身体の近くに倒れこみます。

スバルは、消えゆく命の中で、無駄な足掻きにもかかわらず、「俺が、必ず、お前を救ってみせる」そう言って、命を落としました。

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トッティー
遅まきながら漫画の魅力に気付き、日々漫画という漫画を読み漁る日々を送っています。イチオシはリゼロ、転スラ、インフェクションです。フリーのエンジニアとして食い扶持を確保しつつ、ただひたすらに漫画業界に課金を突っ込んでいきます。
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