「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」原作小説20巻を、ネタバレありであらすじ解説・考察をしていきます。
第19巻では、スバル・ラインハルト・エミリアが「強欲」レグルスを撃破、プリシラ・リリアナが「憤怒」シリウスを撃破することができました。
アルが都市庁舎に襲撃にきた「色欲」カペラと、ガーフィール・ヴィルヘルムはテレシア・クルガン、ユリウス・リカードが「暴食」ロイ・アルファルド、オットー・フェルト・ダイナスが「暴食」ライ・バテンカイトスと対峙しています。
各部隊、相対する大罪司教を撃破することができるでしょうか!?
19巻のあらすじ・ネタバレ解説はこちら

20巻プロローグ「月下狂想曲」ネタバレ、あらすじ
血の塊に囚われたガーフィールは、大虎に獣化することで自らを捉えていたものを打ち破ります。
しかし、外に出た瞬間にも亜獣が襲い掛かってきました。
- ヴィルヘルムとテレシアの姿がなく、血の塊に遠くまで運ばれた
- 場所は一番街の制御塔前の広場
遠くから八ツ腕のクルガンが現れ、亜獣を蹴散らしながらガーフィールに迫ります。
- 大虎となったガーフィールがクルガンの腕に拘束される
- 獣化を解いて拘束から逃れ、制御塔に向けてクルガンを投げつける
- ガーフィールも制御塔の中に入り、暗闇の中で乱戦を繰り広げる
- クルガンによって上に打ち付けられ、最上階まで飛ばされる
- 「色欲」がいないことに気付き、対話鏡で連絡しようとするが階下に引きずり込まれる
ガーフィールは、味方の顔を思いながら、目の前の自分が憧れた英雄「八ツ腕のクルガン」と向き合います。
クルガンは、この時初めてガーフィールに対して「鬼包丁」を構えました。
ヴィルヘルム vs テレシア
ヴィルヘルムとテレシアは、瞬き一つが命取りになる、剣の頂上決戦ともいえる激しい戦いを展開しています。
- ヴィルヘルムは、戦いが永遠に決着に辿り着かなければいいと考える
- 一方で、逢瀬はいずれ天の上でできるだろうと考える
- そして、テレシアにお前は美しい、だからここにいるべきではないと告げる
死神の加護によって削られていくヴィルヘルムは、短期決戦を求め、剣をテレシアに向けます。
ユリウス、リカード vs 「暴食」ロイ・アルファルド
ユリウスの虹色の精霊魔法は、筆頭宮廷魔術師であるロズワールから着想をし、独力で編み出したものでした。
- クラリスタ:剣に纏わせる
- クラウゼリア:光を射出する
また、「誘精の加護」の力で六種類の準精霊と契約をしており、その組み合わせを研究して多彩な戦術を持っています。
火属性 | イア |
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水属性 | クア |
風属性 | アロ |
土属性 | イク |
陽属性 | イン |
陰属性 | ネス |
多用してきた攻撃は、「暴食」ロイ・アルファルドには既知のように避けられ、新しく編み出した技しか通用しません。
また、「暴食」ロイ・アルファルドは剣技、武技、魔法共にユリウスやリカードと同等以上の力があり、それにより二人は劣勢に立たされていました。
アルファルドは、ヨシュアとユリウスの昔話をしながら、ヨシュアを代弁するように「憎かった」と告げ、肘から先を宙に飛ばしました。