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リゼロ原作小説25巻あらすじ・ネタバレ、考察【ついにレムが目覚める!?】

リゼロ原作小説25巻7章「ラム」あらすじネタバレ

角を失った夜のラムの心境

鬼族の里を魔女教徒が襲撃した夜、初撃の奇襲で半数の鬼族が失われ、二撃目でさらに半数の鬼族が失われました。

長老は、鬼神の生まれ変わりだと信じるラムさえ生き残ればいいと、ラムに逃げるように伝え、自身は魔女教徒の中に突っ込んでいきます。

ラムは、村中から向けられる「鬼神の生まれ変わり」という想いに、うんざりしていました。

魔女教徒を紙のように千切るラムの内からは、鬼神のものと思える声が囁いてきます。

ともすれば、幼少のラムの精神は、容易にその甘い誘惑に沈んでしまうところでした。しかし、ラムにはレムがおり、「レムの姉」としての人生を希求する確固たる自己を持っていたからこそ、自分を保っていることができていました。

魔女教徒を排除しながらレムの元にたどり着くと、レムに意識を向けた隙を突き、周囲を逃げ場のない程に取り囲まれてしまいます。

レムと共に逃げ延びる道を作るため、ラムは枷を外して力を解放しますが、ラムの風の刃の隙間をついて一人の魔女教徒が忍び寄り、一撃をラムの額に入れました。

激しい喪失感に襲われながら、ラムはクルクルと飛んでいく自身のツノを見ながら、「やっと折れてくれた」と感じます。

スバルの「小さな王」の力が弱まる

千里眼で捉えた視界には、バテンカイトスがレムを背負ったパトラッシュを、わざとラムに見せつけるように嬲っている姿がありました。

ラムと直接対峙して勝てないと踏んだバテンカイトスは、ラムの最愛の妹であるレムを人質に取る手段を考えています。

ラムはすぐにバテンカイトスを追おうとしますが、強烈な倦怠感と、内臓をかき回される痛みに襲われ、スバルの「小さな王」の権能が弱まったことに気付きます。

3つ目まで外した枷も、この状態であれば1つ目までが限界と悟り、これでバテンカイトスを撃退できるのかと不安になりますが、できるだけのことをするしかないとすぐに気を持ち直し、レムの元へと走り出しました。

バテンカイトスの元にラムが追いつく

バテンカイトスは、少しずつ、少しずつ、パトラッシュを追い込んでいきます。

パトラッシュは背中に乗せたレムを傷つけないよう、自分が全ての傷を背負いながら必死にプレアデス監視塔の通路を走り抜けていました。

「日食」の権能を用いたバテンカイトスは、自我が混濁しており、レムや跳躍者、拳王など、様々な人格が混ざり合っています。

跳躍者の能力でパトラッシュの前に出ると、ついにパトラッシュが動けなくなるほどのダメージを与えます。

そして、レムの自我でレムを奪いにいきました。しかし、そこにラムが現れ、バテンカイトスは吹き飛ばされます。

ラムはバテンカイトスの姿を見ると、短時間でずいぶんと不細工になったと言いました。

ラム vs 『暴食』ライ・バテンカイトス

バテンカイトスの姿は、複数の存在が混ざっている異形となっていました。

バテンカイトスはそのことに気付きもしていない様子でしたが、まともな受け答えはもう期待できないと判断したラムは、バテンカイトスを捕縛するのではなく、撃退する方針に変更します。

そして、パトラッシュとレムを自分の後ろに退避させると、バテンカイトスに向けて攻撃を始めます。

しかし、バテンカイトスの顔がレムの顔に変わり、「姉様」と妹の声で呼ばれたことで一瞬の隙間ができ、そこに一撃を入れられてしまいます。

バテンカイトスに追い込まれたラムがロズワールの思惑に気付く

日食によって自我が混濁したバテンカイトスでしたが、その強さは圧倒的なものとなっており、ラムを完封していました。

ボロボロの状態になったラムは、ふと、ロズワールがラムとレム、二人の姉妹をなぜ拾ったのかと考えます。

ラムはロズワールの計画を知っており、自分に求められる役割も把握していました。そして、その役割を果たすための方法は、「時がくれば自ずと分かる」と言われていました。

ラムは、自分の愛したロズワールならばするだろうと、思いついた推論に生き延びる術を見出します。

そして、自分の角を元に作った魔杖を叩き割り、その中から出てきた自分の角を取り出しました。

レムとの『共感覚』がラムを覚醒させる

バテンカイトスはパトラッシュを見つけると、その後ろに庇われているレムに「邪魔者」と言います。

姉様を慕うのは自分だけで良いとレムに近づいた時、壁に寄りかかるように座らされているレムの頭部が、光っているのを見ました。

バテンカイトスは、ラムの一撃に吹っ飛び、壁を二枚突き破ったところで止まります。

何が起きたのか理解できない程のダメージを負ったバテンカイトスに、ラムは、『共感覚』は悲しみや喜びだけでなく、角の活性化の恩恵と負担を分かち合えることを説明しました。

ラムは、ロズワールが「龍を倒す」ために自分達姉妹を拾ったことから推論を進め、スバルの権能をヒントに、レムに自身の鬼化の負担を預ける技を生み出します。

そして、ラムとレムの姉妹は、二人で一人の鬼なのだと喜びます。

かつて、ベアトリスの禁書庫で説明を受けた原理では、二つの個体のオドが繋がっていることが、共感覚の仕組みだろうということでした。ラムは、恐らくスバルの「小さな王」の権能も強制的にオドを一方通行で繋げるものだと理解します。

5つ目の枷まで外し、5割程度の力を出したラムはバテンカイトスを圧倒し続けます。

バテンカイトスの混濁が終わり、バテンカイトス自身の姿に戻った時、弟妹の話題を出され、バテンカイトスは二人には手を出すなと言いかけます。

その言葉を聞いて、ラムは話し合いに応じようとしてしまいますが、その隙を突かれ、再びバテンカイトスは「跳躍者」の異能でラムの前から逃走しました。

『暴食』ライ・バテンカイトスの最期

バテンカイトスは圧倒的なラムを前に、「本物」を知ってしまったと想いながら逃走をします。

これまで価値あるものと信じてきた美食が、意味のないものに変わり、バテンカイトスの中にあった記憶は次々と溢れ落ちていきました。

バテンカイトスは、ラムと一つになるためならどんな犠牲も厭わないと、弟妹さえも犠牲にすることを許容できると考えます。

しかし、そう考えたバテンカイトスの先に、見えざる風の刃の罠が設置されていました。

それは、螺旋階段で一度だけバテンカイトスが見せた技であり、伝説のシノビの記憶から奪い取っていたものでした。

バテンカイトスはラムの規格外さに自分が終わることを知り、それでも「あと少し待ってくれ」と、壁に張り付いて大きな文字を描きます。

それを描き終え、一歩後ろに下がって文字を眺め、ラムに愛してると言い終える前に、風の刃がバテンカイトスに敗北を告げました。

ラムがレムに愛しているわと囁く

『暴食』を撃退したラムは、すぐにパトラッシュレムの元に戻ります。

レムを庇うように陣取っていたパトラッシュに感謝し、ラムは恩竜だと感じていました。

眠っているレムの頬に手を寄せると、レムへの愛おしい気持ちが溢れてきます。

これまでよりもっと、確かに確信したレムへの愛情をラムは感じ、「愛してるわ、レム」と伝えました。

リゼロ25巻第七章「ラム」ストーリーまとめ

リゼロ25巻第七章ストーリーまとめ
  • 幼少期の角が折れた時のラムの心境が語られる
  • スバルの「小さな王」の権能が弱まり、ラムの負担が強まる
  • バテンカイトスがパトラッシュ、レムを襲撃して追い込む
  • ラムがバテンカイトスに追いつく
  • 「日食」の影響で自我が混濁したバテンカイトスは、圧倒的な強さでラムを圧倒する
  • ラムがロズワールの思惑に気付き、「共感覚」で角の活性化の負担をレムに任せる
  • ラムがバテンカイトスを圧倒
  • バテンカイトスが逃走しながら、ラムを「本物」と認識し、これまで食べてきたものを吐き出す
  • ラムの超絶技巧の罠にハマり、バテンカイトスが最期を迎える
  • ラムがパトラッシュに恩竜だと感謝する
  • ラムがレムに「愛しているわ」と伝える

リゼロ原作小説25巻7章の考察、ネタバレ解説

ラムは「鬼神」のオドを引き継いで生まれた存在か

鬼族の長老はラムを「鬼神」の生まれ変わりだと信じて疑いません。

既に「オド・ラグナ」によって「魂」は再利用されることが言及されているため、恐らくラムが「鬼神のオドから生まれた別の存在」であることは正しいと思われます。

ラムも幼い頃から「鬼神の誘惑」を受けていましたが、そこに身を委ねなかったのは、レムという愛しい妹への愛情があったからであり、「鬼神の生まれ変わり」ではなく「レムの姉」としての生を望んだからです。

このことを踏まえると、魔女教の襲撃は、ラムが「鬼神」となるのに枷となっているレムの存在を排除しようとした存在がいた可能性(多分アル)が疑われます。

アルが鬼族の集落襲撃に関与した可能性が強まる

王都では、アルは「ラム」だけが生きていることを確信しているかのように、レムに話しかけていました。

この点については次のように考察することができます。

  • 過去、アルがサテラと戦った際に「鬼神の力」が必要だった
  • 「鬼神」はその妹によって力に枷がはめられ、活躍ができなかった
  • 今度の周回では、枷となった妹の存在を排除するため、アルがまだ幼少の「鬼神」のいる里に現れ、妹であるレムを排除しようとした
  • しかし、ロズワールの手によってラム、レムの姉妹は生きており、挙句に角を折った相手がラムだと判明したため、「どういうことだ、オイ」となった

アルの行動は一気通貫して「サテラの解放」にあるため、ラム・レムとの関わりにおいても、その目的がブレることはないでしょう。となると、上記のように解釈することができます。

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トッティー
遅まきながら漫画の魅力に気付き、日々漫画という漫画を読み漁る日々を送っています。イチオシはリゼロ、転スラ、インフェクションです。フリーのエンジニアとして食い扶持を確保しつつ、ただひたすらに漫画業界に課金を突っ込んでいきます。
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