第6話では、スバルがついに死に戻りでループしていることが確定しました!
盗品蔵でエルザによって命を落としたスバルは、果物屋で目が覚め、繰り返される現実に混乱し、頭がパンクして座り込んでしまいます。
果物屋の前でぼーっとしていると、そこにサテラが通りかかり、スバルは慌てて声をかけましたが、なぜ嫉妬の魔女の名前で呼ぶのかと叱責されてしまいました。
言い争いをしている所に、フェルトが現れ、サテラから徽章を奪って逃走し、エミリア、スバルもそれを追いかけます。
スバルは、二人を見失ってしまい、路地裏でチンピラ三人組と遭遇すると、ナイフを深く刺され、それが致命傷となり再度命を落としました。
スバルは気がつくと、また果物屋の前に立っており、ここで自分が死に戻りのループをしていることに気が付きます。
第7話では、死に戻りを自覚したスバルが、サテラやフェルト、ロム爺を救うために動き出します。
果たして全員無事に、エルザからの脅威をの逃れることはできるのでしょうか?
本記事では、第7話のネタバレ、感想・考察をご紹介していきます。ネタバレを含みますのでご注意ください。
第6話のストーリーが気になる方は、下記の記事をチェックしてください。

リゼロ(漫画)第7話「その男、《剣聖》につき」のネタバレ解説
チンピラ三人組との4度目の邂逅
スバルはサテラを探して町中を歩き回りますが、路地裏で出会ったのはサテラではなく、チンピラ三人組でした。
前回のループの最後に聞いた言葉を思い出し、大声で衛兵を呼ぶスバル。
そこに現れたのは、赤い髪と龍爪の模様の騎士剣を携える「剣聖」ラインハルトでした。
ラインハルトが気を発すると、一目散に逃げていくチンピラ三人組。
爽やかに互いの無事を喜ぶラインハルトに、スバルは嫉妬を感じる前に、ドキドキ感を味わってしまっていました。
ラインハルトがただただ素敵
ラインハルトが、さらっと距離感をスバルに縮めると、スバルも親しげにお礼を伝えます。
剣聖と呼ばれていたことをスバルが質問すると、ラインハルトは家柄が少し特殊だからと、謙遜しながら返しました。
少し空気を変え、見慣れない服装と髪型をしているスバルに対し、スバルはどこから来たのかと、警戒するようにラインハルトは質問します。
スバルは東から来たというと、ラインハルトは大瀑布の向こうから来たと言うのか、と驚きつつ、スバルが嘘を言っていないことを確認し、スバルに敵意がないと判断しました。
恐らくスバルが何か用があって王都にいるのだろうと察したラインハルトは、スバルに助力を申し出て、スバルはサテラの特徴を伝えて探していることを伝えます。
ラインハルトは、心当たりはないと言いますが、その場を別れてサテラを探しに行くスバルを、訝しげな目で見つめていました。
フェルトとの合流を目指すスバル
スバルはチンピラ三人組のせいで時間を無駄にしてしまったことを後悔しながら、既にフェルトによる徽章の盗難が行われたのかを確認しに、果物屋の前に戻ります。
そこでは、既にフェルトが徽章を盗難し、エミリアによる魔法の追撃の跡が残っていました。
既に盗難が発生してしまったのであれば、盗品蔵の外でフェルトと交渉をして徽章を返してもらうのがベストだと考え、フェルトのねぐらを探しに貧民街に向かいます。
貧民街でエルザと遭遇
スバルは貧民街の住人に聞き込みを行い、簡単にフェルトのねぐらの場所をつかみます。
ボロボロに汚れていると、貧民街の人達は優しく接してくれるため、わざと泥だけになって聞き込みをしたスバルの頭脳プレーでした。
フェルトのねぐらに向かっていく最中、会いたくなかった相手、エルザが前から歩いてくるのを見て緊張するスバル。
何事もなく通り過ぎようとするスバルでしたが、エルザに恐怖や私への怒りの匂いがすると、呼び止められてしまいます。
汗を流して立ち尽くすスバルでしたが、今はトラブルを起こしてはいけないと、エルザは立ち去ってくれました。
フェルトのねぐら
フェルトのねぐらに着いたスバルは、想像以上のボロボロ具合に、本当にここに人が住んでいるのかと疑います。
ボロクソな言葉を投げかけるスバルでしたが、そこにフェルトが戻って来て、盗みの依頼の条件を提示します。
スバルは自分の要件は盗みの以来ではなく、フェルトが盗んだ徽章を買い取りたいのだと伝えました。
リゼロ(漫画)第7話「その男、《剣聖》につき」の感想・考察
第7話では、強力なキャラクター「ラインハルト」が登場しました。
剣聖でイケメン、性格良し、家柄良しの完璧なキャラクター。スバルとは対比で描かれているような人物です。
2度目のループでも後ろ姿だけ描かれていましたが、4度目にしてようやく認識を持つことができたスバル。
エルザからの襲撃を抑え込むために、ラインハルトの協力を取り付けるのかもしれません。
2度目のループでスバルを見ていたのはラインハルト
2度目のループでは、路地裏でチンピラ三人組に囲まれた時、この時、自ら3人を倒して盗品蔵に向かいました。
大通りの人々が誰も助けてくれなかったのを見て、せめて誰か読んでくれれば、と呟いていました。
この時、大剣を携えた人物が倒れている三人組を検分している姿が描写されており、この姿が完全にラインハルトと一致します。
周りの人がラインハルトを呼んだのか、騒ぎを聞きつけて駆けつけてくれたのかしたのかもしれません。
ラインハルトは本当に非番だった?
スバルが衛兵さんと呼ぶと、ラインハルトがすぐに駆けつけてくれました。
三人組が逃げ去った跡、ラインハルトはたまたま非番で街をブラブラしていたと言いますが、正装で騎士剣を携えている状態であり、本当に非番かどうかは鵜呑みにはしづらいです。
この世界の騎士が、休日も正装で騎士剣を携える習慣がもしないのであれば、ラインハルトは別の用件で街にいたのかもしれません。
サテラの攻撃が強かったのはなぜ?
果物屋の前に戻ったスバルは、既に徽章の盗難が起きてしまったことを、壁を抉ったサテラの魔法で知ります。
しかし、前回まではサテラの攻撃魔法が壁をえぐるようなことはありませんでした。
ループは基本的に同じ事象が発生しますが、細部は微妙に変わるという描写なのか、もしくは前回のループでサテラとスバルが呼んで不機嫌になったことが、何かしらの因果で今回のループに影響しているのか。
真相は分かりませんが、これからのストーリーの中で明かされる時があるかもしれません。
エルザはあそこで何をしていた?
貧民街のフェルトのねぐらに向かう際、スバルはエルザとすれ違ってしまいます。
しかし、大切な交渉の前に近くをブラブラするというのは、あまりしないように思えます。
もしエルザがあの場所に何かしらの用事があって来ていた場合には、エルザ側の重要人物の拠点が近くにあるのかもしれません。